御節料理の基本はお屠蘇、祝い肴三種

雑煮、煮しめである。

地方により、三つ肴、雑煮、煮しめの内容は異なる。

このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて供される。

一般的には、御節料理とは、献立すべてを指すのではなく、重箱詰めされた料理のみを指す。

重箱に詰めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである。

ちなみにおせち料理を詳しく記した地図を俗に「おせ地図」という。

一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。

これは、火の神である荒神を怒らせないため、正月に台所で火を使うことを避けるという平安時代後期からの風習により、正月には台所仕事をしないからである。

実際には、女性を正月位は休ませるためという意味合いもある。

現在では、食品の保存技術も進んだため、生ものや珍味など、多種多様な料理を重箱に詰めて供することも多い。

また、お節料理を自宅で作らずに既成の詰め合わせのお節料理を、食料品店、百貨店、インターネット上の店舗その他で買い求める人々も増えている。
update:2010年02月24日